1年で学ぶ 「紫式部日記」
- 講師
- 園田学園女子大学名誉教授 福嶋 昭治
「この世をば我が世よぞ思ふ」と誇らかに歌い上げた藤原道長の、空前絶後の権力を手中に収めるに至った何よりの根拠となった一条天皇の皇子敦成親王の誕生の記録が中心となっている『紫式部日記』を一年で読み通します。
源氏物語の作者としての才能を見込まれ、中宮藤原彰子のもとに出仕した紫式部でしたが、皇子誕生の歓喜と誇らしさが満ちあふれた周囲に溶け込めない孤独をかみしめる姿勢が書き綴られています。そこに込められた「作家の目」というものを、日記の記述から貴族社会の具体的な姿を浮かび上がらせつつ、読み取っていきます。
■1年24回完結(2024年4月〜2025年3月)の講座です。途中からでも受講いただけます。
講座の詳細
教室名 | 京都教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 4/2〜6/18 | 曜日・日時 | 第1・3火曜 13:00〜14:30 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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会員 | 21,318円 |
日程
○ | 2024/04/02(火) | 日記が生まれた背景 |
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○ | 2024/04/16(火) | 土御門第の深まる秋 日記冒頭 |
○ | 2024/05/07(火) | 九月九日 重陽の節句 |
○ | 2024/05/21(火) | 九月十一日 敦成親王誕生 |
○ | 2024/06/04(火) | うち続く産養の儀式 |
○ | 2024/06/18(火) | 一条天皇行幸を控えた作者の思い |
持ち物
■筆記用具
■毎回、講師作成の資料を配布します。(コピー代1枚10円教室にて)
備考
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
- 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
- この講座を初めて受講される場合は、終了している回数分の受講料はいただきません。
この講座に関連のあるカテゴリー
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