英文学教授も困った!~ハチャメチャ爆発の『ガリヴァー旅行記』を大真面目に読んでみる
- 講師
- 東京大学大学院教授 阿部公彦
18世紀に活躍した文筆家ジョナサン・スウィフトの『ガリヴァー旅行記』を読みます。この作品をファンタジーとして読んだ人も多いと思いますが、オリジナルの作品はいったいどんな英語で書かれていたでしょう。原文の抜粋を実際に見ながら、文章の「うるさ型」として知られたスウィフトの書きぶりを一緒にたしかめてみます。
『ガリヴァー旅行記』はほかにも話題がたっぷりです。四篇からなる作品は、イメージや展開が奇想天外。他方で、ある種のパターンを踏襲しているようにも見えます。その裏には何があるのでしょう。同時代の人への風刺、女性への奇妙な偏見、繰り返し出てくる下ネタ、植民地主義との関係などについても考えてみます。
講座の詳細
教室名 | オンライン教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 2/28〜3/28 | 曜日・日時 | 月曜 18:30〜20:00 |
回 数 | 2回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | オンライン |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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一般・会員(入会不要) | 6,600円 |
日程
× | 2022/02/28(月) | 作品の背景と概要の説明のあと、主に第一篇、第二編を読みます。 |
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× | 2022/03/28(月) | 全体を通して見えてくるテーマを確認しながら、第三編、第四編を読みます。 |
持ち物
作品のテクストをご用意ください。可能であれば、英語版。翻訳でも可。授業で詳しくみる箇所は資料をくばります。英語の原文については、ネット上にProject Gutenbergのものなど、無料版があります。(→ <https://www.gutenberg.org/files/829/829-h/829-h.htm>)
講座の説明は『英文学教授が教えたがる 名作の英語』(文藝春秋)に基づくことが多いので、可能であれば手に入れていただくと参考になります。
備考
英語のペーパーバック版のお薦めはこちら→ Jonathan Swift. Gulliver's Travels, Ed.by Claude Rawson and Ian Higgins. Oxford U.P., 2008 ISBN: 9780199536849。
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