紫式部と『源氏物語』
- 講師
- 早稲田大学文学学術院教授 陣野英則
紫式部といえば、もちろん『源氏物語』の作者として知られています。しかし、『源氏物語』という大作は、自室に閉じこもった天才作家紫式部がたった一人で書き上げた作品といえるのでしょうか。近年の研究では、『源氏物語』の「制作」がかなり大がかりなものであり、中宮彰子、その父親である藤原道長、さらに紫式部にとって同僚である女房たちなどの重要性が指摘されています。また、作者と、物語世界について語り伝えている人たちとの関係についてもさまざま考えるべき問題があります。さらに、女性として当時の貴族社会を生きた紫式部と、物語に登場してくる架空の女性たちとの関わりもみていきます。
国宝『源氏物語絵巻』「東屋 一」(徳川美術館蔵、Wikimedia)
講座の詳細
教室名 | 青山教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 11/17〜2/16 | 曜日・日時 | 第3金曜 13:00〜14:30 |
回 数 | 4回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | オンライン |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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会員・一般(入会不要) | 13,200円 |
日程
× | 2023/11/17(金) | 『源氏物語』制作事業と紫式部 |
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○ | 2023/12/15(金) | 物語を語る人たちと紫式部 |
○ | 2024/01/19(金) | 物語に登場する女性たちと紫式部(1)―紫の上 |
○ | 2024/02/16(金) | 物語に登場する女性たちと紫式部(2)―中の品(なかのしな)の女 |
持ち物
※参考文献
柳井滋・室伏信助ほか(校注)『源氏物語(一) 桐壺-末摘花』〈岩波文庫〉(岩波書店2017年)1,584円(税込)
*講義では適宜資料も配信しますが、「桐壺」「帚木」「若紫」といった初めの方の巻々から本文をとりあげます。
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