巨匠から気鋭のデザイナーによるパビリオンまで。世界から一堂に会した奇跡の建築ガイド ※冒頭15分
緊急開催!建築好きのための万博建築ガイド
倉方俊輔大阪公立大学教授
今回の万博は、多くの注目の建築家が参加していることでも話題です。会場に建つ数十棟の建築の見どころを、豊富な写真とともに解説します。国内外の巨匠から、気鋭の海外デザイナー、期待の若手建築家まで、それぞれの作品にどのような特徴があり、背景を持ち、どんな点が新しいのかを順に説明します。それらを総合することで、現代の社会と建築の状況を浮かび上がらせます。
「素数の誕生」から「AIは未解明問題を解けるのか」まで、数学の世界を覗く! ※冒頭15分
NHK「笑わない数学」監修者と数学の超難問を解く Part1「素数定理」(全3回)
小山信也東洋大学理工学部教授
撮影:河野裕昭
数学の面白さ、奥深さを存分に味わう時間です。世界中の人々を魅了する数学の難問に取り組み、最新研究もふまえて講師が解説。「わかった!」も「わからない!」も楽しみましょう。今回のテーマは「素数定理」。「1と自分自身でしか割り切れない数」である素数には、未だ多くの謎があり、世界中で研究され続けています。
知っているようで知らない火山。
その発見と驚きの旅へ
ブラタモリ案内人・小山真人と映像で巡る「世界火山紀行」
小山真人静岡大学名誉教授
世界有数の火山大国日本。世界の火山の約1割があると言われ、日本の象徴「富士山」も噴火の可能性がある活火山の一つです。そんな火山についての研究の第一人者・小山真人先生が、火山観光を楽しむための基礎知識や魅力的な世界の火山をご紹介いたします。火山の成り立ちによって異なる形や特徴的な地形、迫力ある噴火や溶岩が流れる様子など、世界の火山調査で得られた豊富な映像とともに、世界の火山について学びます。
聖なる空間の建築世界。人々の考えや歴史背景から読み解いていきます
ロマネスクの建築世界
西田雅嗣京都工芸繊維大学名誉教授・建築史家・西洋建築研究者
技術的で専門的な知識を得るだけが<建築>を学ぶことではありません。<建築>は音楽や絵画と同じように鑑賞し、読解できる芸術です。この講座は、西洋中世のロマネスクの建築を取り上げます。毎回一つの建築にスポットライトを当てて、関係する建築にも目を向けながら、建築としての見どころや建築に刻まれた歴史、さらには建てた人々の考え、建築の背景などにも踏み込んで、一つの建築を深く読み込みたいと思います。ロマネスクの聖なる空間の建築世界を読み解く試みです。
サウナや世界遺産、魅力的な文化や暮らしの解説とともに言葉を学びます
初めてのフィンランド語~歴史と文化から言葉の魅力を探る~
たにしきあやこ語学講師
フィンランドの歴史、文化、暮らしを紐解きながら、フィンランド語の魅力を存分に味わいます。サウナの入り方、世界遺産、食べ物そして教育のあり方、そして、講師おすすめの観光スポットなどをクイズを交えながら紹介します。また、旅行で使える会話表現、主要な単語、フィンランド語の特徴を紹介します。。フィンランドという国そのものを深く理解し、共感することで、こらからのフィンランド語を学ぶ第一歩にしましょう。
哲学者や詩人が使っていた歴史ある言語を、丁寧に学んでいきます
古典ギリシャ語はじめの一歩
堀川宏獨協大学准教授
古典ギリシャ語の初学者・入門者のための講座です。ギリシャ・アルファベット(α, β, γ...)の学習から始めて、短めの文(格言や文学作品の一節など)を読みながら基本的な文法を学んでゆきます。その際、古代ギリシャの文化についてもあれこれ紹介することになるでしょう。本格的に学び始める前の準備運動のようなつもりでご参加ください。
ヘーゲルの主著の醍醐味を味わうために、まずは全体構想からつかみます
ヘーゲル『精神現象学』を読む 前半
川瀬和也横浜市立大学国際教養学部准教授
19世紀初頭のドイツで活躍した哲学者・ヘーゲル。難解とされる『精神現象学』を12回の講座を通じて読み切ります。同書の難解さは、独特の文体と、トピックの多様さに由来しています。ヘーゲル哲学は、哲学の基本スキルである「考え抜く力」、「結論が出ない苦しみに辛抱強く耐える能力」を教えてくれると語る講師が、自力では読み通すのが難しいこの著作を分かりやすく紹介します。
新古典派から印象派まで。巨匠たちの作品と、主題・モチーフについてわかりやすく伝えます
西洋美術史入門
~19世紀のフランス絵画~
千速敏男元成安造形大学教授
市民革命と産業革命を経て成立した近代の市民社会では、さまざまな美術運動や流派が登場し、それぞれの画家たちが自らの個性を主張する百花繚乱の時代を迎えました。今期は、近代美術を主導した19世紀フランスの絵画を採りあげ、アングルの新古典主義からモネの印象派までをご紹介します。巨匠たちの作品を通じて、その様式の変遷を解説し、西洋美術によく現れる主題やモティーフについてもあわせて解説いたします。美術館で作品を鑑賞する際の一助となれば幸いです。
自分の内なるシャドウと向き合う作業“シャドウワーク”としての占星術とは?
※冒頭15分
鏡リュウジの 占星術の土星で見るあなたのシャドウ
~無意識の側面を知る~
鏡リュウジ占星術研究家
占星術は現代に入ると、予言のための占いから心理学的なツールへと変貌していきます。例えば古くは「凶星」と呼ばれていた土星は、自分の心のシャドウ~見たくない面を表示すると解釈が深まっていったのです。しかしそのシャドウこそ、人を個性的にする隠れた宝物。ホロスコープの土星に焦点を当て、人生の隠された課題を探りましょう。
現代占星学の基礎知識を一歩ずつ勉強して、より良く生きるための道しるべに
楽しい占星学入門+基礎 ~ホロスコープから読み解く西洋占星学~
スピカ米国アストロロジャーズ連盟終身会員
天体(星)の運行は、地球上の様々な現象や個人の運命に大きな影響を与えています。星からのメッセージを聞き、人間の運命を考えるのが占星学です。ホロスコープ(生まれた瞬間の天体の位置を記号で表した図)に記されている性格、能力、適性、健康、潜在性、可能性を読み解くのに必要な、現代占星学の基礎知識を一歩ずつ勉強して、より良く生きるための道しるべにしましょう。
冒険と魔法の世界をいかに構築するか。その基本方針、テクニックなどをじっくりと解説。 ※冒頭30分
ファンタジーが書きたい!
あなたのための 世界創造講座
友野詳作家、アナログゲームデザイナー
『鬼面都市捜査File』(KADOKAWA)
数々の名作異世界ファンタジーを生み出してきた講師が、自身の手法を惜しみなく伝授!冒険の舞台となる剣と魔法の世界をいかに構築するか、その基本方針、実践テクニックなどをじっくりと解説します。「地図と歴史」「魔法と異能」「神々と怪物」の全3回。
学びなおしにおすすめ!原文と現代語訳で丁寧に読み進めます
やさしく読み解く「古事記」
浅岡悦子
名古屋市立大学 人文社会学部 非常勤講師
古事記の原文、現代語訳を読みながら、描かれた物語や神々について解説していきます。日本書紀も参考に、丁寧に読み進めていきますので、学び直しにもおすすめです。
現代の読者が抱える疑問や感想に寄り添いながら原典の世界へ
イマドキの源氏物語
奥山景布子小説家、博士(文学)
せっかく読んでみようと思ったのに、「光源氏はなぜこんなに女好き?」「紫の上をはじめ、女たちがみんな生きづらそう、なぜこんなストーリー?」…こんな疑問でつまずいてしまった人もいるのではないでしょうか。本講座は、そんな現代の読者の率直な思いと原典とをつなぎます。イマドキの私たちだからこそ分かる、真実の「紫式部ワールド」へ、一緒に分け入ってみませんか?
王の墓の変遷をたどり、日本国家成立の様相に迫ります
大王墓から天皇陵へ
山田邦和同志社女子大学特任教授
日本古代国家の起源を示すものが、弥生時代から古墳時代にかけて造られた王の墓である。弥生時代の北部九州の大量の中国製鏡を副葬した王墓や、出雲や吉備において最初の古墳が登場し、それは大和における巨大古墳の時代の開幕へとつながっていく。
研究の最前線に立つ講師と問いながら考える国際問題 ※冒頭15分
現代中東の国際問題と紛争予防策
~歴史から学ぶ未来への道~
中村覚神戸大学大学院教授
アラビア半島を中心とする現代中東の国際問題や紛争を理解するための歴史観を提示し、今後の方向や解決策を探ります。中東政治・国際関係論の専門家である講師が、新史料やサウディアラビア等での現地調査経験を交えて解説します。
ウクライナとロシアをめぐるヨーロッパの思惑や現状を解説します ※冒頭15分
ウクライナとEU・NATO
トランプ時代におけるヨーロッパの「公正な平和」とは
東野篤子筑波大学教授
EUとNATOそれぞれの目的と立場を整理し、ウクライナとロシアをめぐるヨーロッパの思惑や現状を解説します。「EUに/NATOにウクライナが加盟すること」は何が違い、どんな意味を持つのか。「欧州軍構想」はNATOとどう違うのか?トランプの米国大統領就任で時代が大きく変容する中、ヨーロッパが模索する進路を展望します。