シャーロック・ホームズの世界
～ミステリーから＜人間＞を読む～
- 講師
- 京都大学教授 廣野 由美子
シャーロック・ホームズは、世界で最も有名な探偵像として、人々の心に定着しています。コナン・ドイルの探偵小説は、なぜ長年読み継がれる名作となったのでしょうか？ ホームズ・シリーズの面白さは、難事件が見事な推理力によって解決される「謎解き」だけに留まりません。人間の暗部や弱点を炙り出す奥深いテーマがそこに潜んでいることも、作品の大きな魅力だと言えるでしょう。講座では、人間洞察が透徹した作品をいくつか取り上げて読み解きながら、ホームズの世界の真髄に迫ります。
※テキストをご覧頂きます。画像を映すことはありません。
※本講座は教室で行っている講座をオンラインで受講。
講座の詳細
| 教室名 | 梅田教室 | 残 席 | |
|---|---|---|---|
| 開催期間 | 2/24～3/30 | 曜日・日時 | 2/24、3/30（土曜） 14:00～15:30 |
| 回 数 | 2回 | 途中受講 | できます |
| 受講形態 | オンライン | ||
| コース | 受講料（税込み） | 教材費（税込み） |
|---|---|---|
| 会員/一般(入会不要) | 6,600円 |
日程
| × | 2024/02/24(土) |
|---|---|
| × | 2024/03/30(土) |
【第１回】 ①シャーロック・ホームズの登場に着目し、『緋色の研究』と「グロリア・スコット号」から、名探偵の特質について考察。②＜事件の表層と真相＞がいかに異なるか。「赤毛組合」「唇のねじれた男」「背中の曲がった男」から、作品の豊かな物語性を読み解く。
【第２回】 ③＜ホームズと女性＞をテーマに、「ボヘミアの醜聞」「サセックスの吸血鬼」「第二のしみ」で、ヴィクトリア朝時代の作家ドイルが、どのような独自の女性像を創造しているかについて考察。④猟奇的なサスペンス・ドラマ「ボール箱」と冤罪事件「ボスコム谷の謎」を取り上げ、ドイルが＜人間性の闇と光＞の両側面にいかに迫っているかについて考察を深める。
【第２回】 ③＜ホームズと女性＞をテーマに、「ボヘミアの醜聞」「サセックスの吸血鬼」「第二のしみ」で、ヴィクトリア朝時代の作家ドイルが、どのような独自の女性像を創造しているかについて考察。④猟奇的なサスペンス・ドラマ「ボール箱」と冤罪事件「ボスコム谷の謎」を取り上げ、ドイルが＜人間性の闇と光＞の両側面にいかに迫っているかについて考察を深める。
持ち物
■テキスト：ＮＨＫ出版「100分de名著2023年9月『シャーロック・ホームズ スペシャル』」600円（税込）
ISBN978-4-14-223155-3
※各自でご用意下さい。
●ＰＣ、タブレット（LANケーブルもしくはwi-fiに接続し、通信環境の良い場所でご参加下さい）
●イヤホン
●事前にZoomアプリをインストール
Zoomウェビナー使用
◆後日見逃し配信2週間
備考
①受講前にZoomをインストール（インストール方法は「オンライン講座受講前の準備」ページをご覧下さい。https://www.nhk-cul.co.jp/misc/onlinecourse_guide/②講座日前日迄にご登録のメールアドレスへZoomへの「招待メール」をお送りします。③講座時間の10分前よりZoomに入室いただけます。■講座の録画録音禁止
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
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