【教室】人類史の革命−『万物の黎明』をじっくり読む
- 講師
- 大阪公立大学教授 酒井隆史
【通説とは異なる、遊び心と希望に満ちた新しい人類史への招待】
人類学(D・グレーバー)と考古学(D・ウェングロウ)のコラボから産まれた話題書『万物の黎明』は、その人類史の常識をすべて塗り替えるという挑戦によって全世界に衝撃をもたらしています。
「人類史を根本からくつがえす」と副題がつけられたこの大著では一体何が語られているのか、その革新性はどこにあるのか、社会思想史研究者で同書訳者の酒井氏を講師に迎え、仔細に読み解く5回連続講座です。現代国家、政治、思想、文化等を再考するための大いなるヒントにもなるでしょう。
【書影】D・グレーバー D・ウェングロウ 酒井隆史:訳『万物の黎明』/光文社
OL受講
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1293071.html
『万物の黎明』/光文社
講座の詳細
教室名 | 梅田教室 | 残 席 | |
---|---|---|---|
開催期間 | 4/19〜8/9 | 曜日・日時 | 第3金曜 19:00〜20:30 |
回 数 | 5回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
---|---|---|
会員 | 18,920円 |
日程
× | 2024/04/19(金) |
---|---|
○ | 2024/05/17(金) |
○ | 2024/06/21(金) |
○ | 2024/07/19(金) |
○ | 2024/08/09(金) |
@「わたしたちが愚かであったことはない」−ホモ・サピエンス(賢いヒト)の「賢さ」とはなにか?
A文明の形成と分裂生成−社会は歴史とともに拡大ではなく縮小していった
B「農耕革命」の幻想−まじめな農耕と遊びの農耕
C逆転する「都市革命」−ユーラシア・対・アメリカス
D「国家の起源」は存在しない−自由、歓待、文明
持ち物
筆記用具、資料代別途
参考文献『万物の黎明』(光文社)※必読ではありませんが、事前に目を通していただくと理解が深まります。
備考
■酒井隆史(さかい・たかし)
大阪公立大学教授。専門は社会思想史、都市社会論。主要著作に『通天閣』(青土社)、『完全版 自由論』『暴力の哲学』(以上、河出文庫)、『ブルシット・ジョブの謎』(講談社現代新書)、『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房)。訳書に、ピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた』(洛北出版)、デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』(共訳、岩波書店)『官僚制のユートピア』(以文社)『負債論』(監訳、以文社)、マイク・デイヴィス『スラムの惑星』(監訳、明石書店)など。
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