幻の詩人「左川ちか」を探して
- 講師
- 立命館大学人文科学研究所研究員・文学部授業担当講師 島田龍
第4回ゲスト: 歌人・小説家 川野芽生
近年、再評価が進む左川ちか。その軌跡と作品世界に迫ります。
昭和モダニズムの時代を駆け抜けた左川ちか(1911〜36)。クールで硬質な言語感覚を保ち、孤独に対峙する“私”を歌った詩人です。
また、ジェイムズ・ジョイスやヴァージニア・ウルフを創作に活かした翻訳家でもありました。近年、彼女に世界的な注目が寄せられています。
私たちはなぜ左川ちかに惹きつけられるのか。彼女の言葉の魅力はどこにあるのか。左川ちかの軌跡をたどりながら、その多面的な魅力をひも解き、作品を読んで味わいます。
●各回カリキュラム
1.左川ちかとモダニズム文学の時代
2.左川ちかと伊藤整のピュグマリオニズム
3.左川ちか作品の魅力
4.ゲストに川野芽生さん(歌人・小説家)を迎えて
講座の詳細
教室名 | 青山教室 | 残 席 | |
---|---|---|---|
開催期間 | 5/10〜8/9 | 曜日・日時 | 第2金曜 19:00〜20:30 |
回 数 | 4回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | オンライン |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
---|---|---|
会員・一般(入会不要) | 13,200円 |
日程
○ | 2024/05/10(金) |
---|---|
○ | 2024/06/14(金) |
○ | 2024/07/12(金) |
○ | 2024/08/09(金) |
島田龍(しまだ・りゅう)
東京都出身。立命館大学人文科学研究所研究員・文学部文化芸術専攻授業担当講師。専門は日本文化史。
現在は人形愛を中心としたピュグマリオニズム文学、「障害」の文学表象、アニメーションのトラウマ表現などを講義している。
著作に『左川ちか全集』(編著、書肆侃侃房)、『昭和の文学を読む』(共著、ひつじ書房)、『左川ちか モダニズム詩の明星』(共編著、河出書房新社)、『左川ちか論集成』(共編著、藤田印刷エクセレントブックス)、「声の在り処―伊藤整と三人の女たち」(『文學界』2022年11月号)など。
持ち物
Zoomウェビナーで配信する講座です。
●PC、タブレット(LANケーブルまたはwi-fiに接続し通信環境の良い場所でご参加下さい)
●必要あればイヤホンやヘッドセット。
●ビデオ会議ツールZoomアプリを事前にインストールして下さい
※インストール方法は「オンライン講座受講前の準備」ページ
https://www.nhk-cul.co.jp/misc/onlinecourse_guide/
備考
■オンライン講座についてのお問合せ先 info.aoyama@nhkcul.co.jp
@初回受講日の前日までにZoomへの招待メールを登録メールアドレスに送信します。あわせて配布資料のダウンロードURLをお知らせします。
A当日は講座時間の10分前よりZoomに入室いただけます。
B本講座受講生限定で2週間の見逃し配信を行います。
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
- 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
- この講座を初めて受講される場合は、終了している回数分の受講料はいただきません。
この講座に関連のあるカテゴリー
- 残席状況は変動しますので、申し込み時には異なる場合があります。
- ほとんどの講座は入会が必要です。
- 新しく始まる講座
- 18時以降に始まる講座
- 電話か窓口にてお問い合わせください。