『紫式部日記』にみる王朝貴族のリアル
後宮は今日も大忙し！紫式部が直伝する女房術
- 講師
- 翻訳家 イザベラ・ディオニシオ
王朝貴族の生活の一端に触れながら『紫式部日記』の名場面を読み解く
夫を亡くして窮地に立たされた紫式部に助け舟を出したのは、ときの権力者・藤原道長だった。まだ執筆中の『源氏物語』の噂を聞きつけて興味を持った道長は、娘・彰子の教育係としてスカウト。しかし援助を受けるのはありがたいものの、女房生活は決して甘くない。
『紫式部日記』には涙が出るほど忙しい、そんな宮仕えの日々が描かれています。日記の冒頭は敦成親王の誕生が綴られ、主家賛美を記録する場面も多いが書き進めるに連れて紫式部の本音が早くも炸裂！酔いつぶれる殿上人、意地悪な同僚、仕事の悩み、物語に対する複雑な想い…。作者の心の内が明かされる記述をピックアップしながら女房ライフのリアルと、紫式部の人物像に迫ります。
講師：イザベラ・ディオニシオ（翻訳家）
講座の詳細
| 教室名 | 神戸教室 | 残 席 | |
|---|---|---|---|
| 開催期間 | 曜日・日時 | 4/20（土） 13:30～14:45 | |
| 回 数 | 1回 | 途中受講 | できません |
| 受講形態 | オンライン | ||
| コース | 受講料（税込み） | 教材費（税込み） |
|---|---|---|
| 会員・一般(入会不要) | 3,300円 |
日程
| × | 2024/04/20(土) |
|---|
【講師紹介】1980年イタリア生まれ。ヴェネツィア大学で日本語を学び、2005年来日。お茶の水女子大学大学院修士課程修了後、日本で翻訳者および翻訳プロジェクトマネージャーとして活躍中。NHKラジオ「マイあさ！」で“イザベラの古典さんぽ”コーナー担当。これまでに『平安女子は、みんな必死で恋してた』『女を書けない文豪たち』など古典文学から近現代に至るまで、その面白さをイタリア出身のイザベラさんならではの独自の切り口を交えながら紹介。
日本の古典文学を愛し、豊富な知識とユニークな解釈で文学作品の楽しさを伝えている。
日本の古典文学を愛し、豊富な知識とユニークな解釈で文学作品の楽しさを伝えている。
持ち物
●ＰＣ、タブレット（LANケーブルもしくはwi-fiに接続し、通信環境の良いところから参加してください）
●イヤホンをおすすめします
●ビデオ会議ツールZoomアプリ
（インストール方法は「オンライン講座受講前の準備」ページをご覧ください。）
https://www.nhk-cul.co.jp/misc/onlinecourse_guide/
備考
①受講前にホームページ記載の【オンライン講座受講前の準備】ページに沿ってZoomをインストールしてください。
②講座日前日までにZoomへの「招待メール」をお送りします。
③講座時間の10分前よりZoomに入室いただけます。
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
- 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
- この講座を初めて受講される場合は、終了している回数分の受講料はいただきません。
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