『枕草子』や『源氏物語』に代表される平安王朝文学や当時の資料にみられる華やかな平安文化を、平安装束の解説や当時のコミュニケーション方法の実践を通じて探求していきます。平安時代中期そのままの形というのは難しいこともあるため、時には現代のアイテムを応用したり、代用品を使って工夫をしたりしながらも、平安王朝時代を実際に生きた平安貴族たちの感覚に迫ろうとしてきた講師自身の実践の形をご紹介します。
さらには受講者（希望者のみ）の皆さんとアイデアを出し合うなどして、より深く平安文化実践の可能性を探ります。すでに知っている知識でも、実際に感じることで得られる感動や発見を「承香院流」に探求していきます。