三島由紀夫が「現代の定家」と評した愛知の歌人 春日井建の詩と短歌
- 講師
- 井泉短歌会 彦坂 美喜子
三島由紀夫が「現代の定家」と評した愛知の歌人
春日井建の第一歌集『未青年』は、三島由紀夫がその序文で「現代の定家」と記したほど、若い建の才気あふれる歌集であった。建の十七歳から二十歳までの歌を収めているが、同時代に建は詩も小説も書いていて、詩は、短歌とはまた別の世界を見せてくれる。
子供のころから、エドガー・アラン・ポーの詩に親しんだ建の感受性は、その後の短歌や詩の表現に繋がっている。
今回の講座では、春日井建の高校時代の文芸同好会の機関紙「裸樹」を始め、様々な詩作品を取り上げ、建の「物語詩」、抒情詩の世界を味わう。同時に短歌との相違や共通点を見ながら、春日井建の新たな表現の魅力について、考える。
彦坂美喜子先生
講座の詳細
教室名 | 名古屋教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 11/14 | 曜日・日時 | 金曜 13:00〜15:00 |
回 数 | 1回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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会員 | 3,432円 | |
一般(入会不要) | 4,004円 |
日程
○ | 2025/11/14(金) |
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講師紹介:1947 年愛知県生まれ。1985 年春日井建主宰の中部短歌会入会。春日井建逝去により中部短歌会退会。2005年1月、名古屋で井泉短歌会を竹村紀年子らと設立。短歌誌「井泉」創刊。2022 年より「井泉」編集発行人。短歌誌「鱧と水仙」同人。詩誌「イリプス」同人。歌集『白のトライアングル』、詩集『子実体日記』、共著『塚本邦雄論集』等2024年『春日井建論 詩と短歌について』で中日短歌大賞受賞
持ち物
筆記用具
備考
21階219教室 定時講座「短歌」講座と併せて実施します。
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
- 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
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