中国哲学史 入門 ―古代から唐代まで―
- 講師
- 東京大学東洋文化研究所 教授 中島 隆博
「世界哲学」の視座から見る、中国哲学。 東西の思想の交差点へ―。
中国哲学史を、古代から近現代まで通観したいと思います。
その際に、世界哲学という観点を入れて、中国哲学における諸概念がどのように普遍化できるのかを考えてみます。
たとえば、アフリカ哲学におけるウブントゥと仁の関係であるとか、礼を身体に基づく感情を陶冶する規範であると捉えるとか、情が感情であると同時に情況であるとかです。
それ以外にも、哲学相互の比較を、いくつかの論争を取り上げて、明らかにしたいと思います。
とりわけ、仏教と儒教、キリスト教と儒教の対話に注目していきます。
さらに、近代になると、欧米の哲学概念との格闘が始まりますが、その格闘の跡も注意深くみていきます。
まずは古代から唐代まで―。
講座の詳細
| 教室名 | 京都教室 | 残 席 | |
|---|---|---|---|
| 開催期間 | 1/20〜6/16 | 曜日・日時 | 第3火曜 10:30〜12:00 ※見逃し配信あり |
| 回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
| 受講形態 | オンライン | ||
| コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
|---|---|---|
| 会員・一般(入会不要) | 19,800円 |
日程
| ○ | 2026/01/20(火) | 中国哲学史とは |
|---|---|---|
| ○ | 2026/02/17(火) | 孔子と正名 |
| ○ | 2026/03/17(火) | 変化の哲学と礼 |
| ○ | 2026/04/21(火) | 政治哲学と帝国の哲学 |
| ○ | 2026/05/19(火) | 無の哲学と仏教 |
| ○ | 2026/06/16(火) | 文の哲学とミメーシス |
持ち物
●PCやスマートフォン等、インターネットに接続された端末に、ビデオ会議ツールZoomアプリをインストールしてください。(https://onl.tw/t9BqrGq)
A前日にZoomへの招待メールをお送りします。
B10分前よりZoomに入室できます。
【見逃し配信】
@講座実施の3日後より、14日間の見逃し配信を開始します。
A見逃し配信は、ライブ配信時そのままの映像です。
B見逃し配信の開始が遅れる場合は、メールでご連絡します。
備考
【講師紹介】1964年生まれ。中国哲学・世界哲学研究者。東京大学教授、東京大学東洋文化研究所所長。
東京大学法学部卒。東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程中途退学。東京大学東洋文化研究所准教授を経て現職。
著書:『共生のプラクシス――国家と宗教』(東京大学出版会/第25回和辻哲郎文化賞),『中国哲学史 諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで』(中公新書),『ヒューマニティーズ 哲学』(岩波書店),『悪の哲学――中国哲学の想像力』(筑摩選書),『思想としての言語』(岩波現代全書),『危機の時代の哲学――想像力のディスクール』(東京大学出版会),『全体主義の克服』(マルクス・ガブリエルとの共著/集英社新書)ほか多数
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
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この講座に関連のあるカテゴリー
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