伊勢神宮成立の古代史
- 講師
- 元龍谷大学教授 平林 章仁
天皇家の祖先神、いわゆる皇祖神である天照大神をまつる伊勢神宮(三重県伊勢市)の成立は、わが国の古代王権の形成・天皇家の発祥にも関連する、古代史上で最も大きな課題です。
これに関する戦後の研究は、その時期を7世紀後半から末、天武・持統天皇ないしは文武天皇の時代に求める考えが大きな流れとなっています。この考えは古代史や上代文学研究者の支持を得て通説化していますが、ここでは神殿造立の始原・『皇太神宮儀式帳』・斎宮と周辺の土師器生産などから、通説の妥当性について検討して、新たな伊勢神宮成立史を提示します。
平林章仁講師
講座の詳細
教室名 | 梅田教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 4/16〜9/17 | 曜日・日時 | 第3火曜 13:00〜14:30 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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会員 | 21,978円 |
日程
× | 2024/04/16(火) | 神殿の造立と伊勢神宮の神郡(神評)設定 |
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○ | 2024/05/21(火) | 『皇太神宮儀式帳』の「神庤」から神宮成立を考える@ |
○ | 2024/06/18(火) | 『皇太神宮儀式帳』の「神庤」から神宮成立を考えるA |
○ | 2024/07/16(火) | 伊勢神宮、文武天皇二年(698)成立説の検討 |
○ | 2024/08/20(火) | 斎宮と伊勢神宮 |
○ | 2024/09/17(火) | 伊勢神宮と大津皇子の変の真相 |
持ち物
レジュメは1枚10円。
■10月期優先継続期間:8/1(木)〜8/23(金)予定
備考
講師紹介:専門日本古代史。特に律令制以前の政治・文化・宗教・氏族・神話などの研究を通して、古代の人々の精神・心性の解明を目指している。
主著書:『天皇はいつから天皇になったか?』、『蘇我氏と馬飼集団の謎』、『物部氏と石上神宮の古代史』、『雄略天皇の古代史』。近著『神武天皇伝承の古代史』
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