ドイツ人禅僧と読む道元の『宝慶記（ほうけいき）』
- 講師
- 曹洞宗安泰寺前住職 ネルケ無方
教室受講も「見逃し配信」が視聴可能です。
仏の道を自身の道として歩むため来日したドイツ人禅僧・ネルケ無方と一緒に、道元の『宝慶記』を読みましょう。
「宝慶記」は、道元禅師が中国で天童如浄禅師に就いて学んでいた頃の記録であり、道元が学道を進めていく過程で思った疑問を師に聞いたものである。特に道元が日本に帰国してから『正法眼蔵』等を著すのだが、それと明らかに相違する内容が説かれているものもあれば、影響を受けているものもある。そこで、道元がどのような立場で自身の宗教を確立されたのかを知る絶好の資料とされているが、現代では、道元が自身の考えをまとめられたものとする説もある。
参考図書：道元「宝慶記」 全訳注 (講談社学術文庫1441円
講座の詳細
| 教室名 | 梅田教室 | 残 席 | |
|---|---|---|---|
| 開催期間 | 10/25～3/28 | 曜日・日時 | 第4土曜 10:30～12:00 |
| 回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
| 受講形態 | 対面型 | ||
| コース | 受講料（税込み） | 教材費（税込み） |
|---|---|---|
| 会員 | 22,704円 |
日程
| ○ | 2025/10/25(土) | |
|---|---|---|
| ○ | 2025/11/22(土) | |
| ○ | 2025/12/27(土) | |
| ○ | 2026/01/24(土) | |
| ○ | 2026/02/21(土) | 3週目 ⑦教室 振替、注意 |
| ○ | 2026/03/28(土) |
持ち物
※講師の都合で2月28日は2月21日に振り替えます。時間、教室は同じ
※見逃配信は講座翌日から2週間
【講師紹介】1968年3月旧西独・ベルリン生まれ。7才で母と死別し人生に悩む。16才で坐禅と出合う。高校時代から禅僧になる夢を抱いて、坐禅道場に通う。1990年春に京大留学生として来日。秋から兵庫県但馬の曹洞宗・安泰寺に上山。半年間の禅修行。大学のドクターコースを中退、1993年出家得度。
備考
8年間の雲水生活を経て嗣法。2001年から大阪城公園で毎朝の坐禅会開催。2002年に師匠の訃報を聞き寺に戻り、檀家ゼロの住職となる。国内外からの参禅者・雲水の指導にあたって坐禅三昧の生活を送る。2020年、弟子にバトンタッチして下山。大阪を拠点に講演活動や坐禅指導も行う。
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