2代藩主徳川光圀の「大日本史」編纂開始以降、水戸藩には日本全国から優秀な学者が集められました。その影響により領内からも優れた学者が輩出し、のちに「水府の学」「水戸学」と称される学問気風が生まれました。
前期の「水戸藩の学者たち（2）」に引き続き、雨宮端亭、石川桃渓、加藤寛斎、森篤恒、徳田錦江、鶴峯戊申、石川慎斎、萩谷僊喬、谷田部藤七郎、長久保赤水、内藤弥太夫、川瀬教徳・教文、柳瀬勝善など、水戸藩の学者たちの生涯と業績について、時代背景をからめながら解説します。