〈オデュッセウスの冒険物語〉を読む
〜「不死」の誘惑を乗り越え故郷へ旅立った英雄〜
- 講師
- 京都芸術大学名誉教授 新井 佑造
西洋文学の源流であるホメーロスの古典文学『オデッセイア』を講読する講座です。文学は言語によって作者の人間についての考察の表現で、文学を読むということは作品の背景となった時代や地域を生きた人間の多様な諸相を言語を通して体験することです。
それがドキュメンタリーであっても創作ドラマであっても。
『オデュッセイア』という叙事詩は2800年前のギリシア世界を生きたオデュッセウスを始めとしたさまざまな未知の「人間」像に私たちは出会います。ホメーロスの見事な文学手法を楽しみませんか。まずはオデュッセウスの息子テレマコスが子供から成人になる旅立ち(「通過儀礼」)の舞台劇に注視して読み込んでいきます。
テレマコスを認めるヘレネ(ラグレニー)
講座の詳細
教室名 | 京都教室 | 残 席 | |
---|---|---|---|
開催期間 | 4/25〜9/26 | 曜日・日時 | 第4金曜 13:00〜14:30 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
---|---|---|
会員 | 21,318円 |
日程
× | 2025/04/25(金) |
---|---|
○ | 2025/05/23(金) |
○ | 2025/06/27(金) |
○ | 2025/07/25(金) |
○ | 2025/08/22(金) |
○ | 2025/09/26(金) |
【カリキュラム】
4月 第三歌:テレマコスの父親探しの旅立ち
その1 ピュロスのネストルのもとに
「テレマコスよ、これから真直ぐにネストルのところに」
5-6月 第四歌:テレマコスの父親探しの旅立ち
その2 スパルタのメネラウス/ヘレネのもとに
「父は生死のほどは判らぬが、どこか他国におられる」
7-8月 第五歌:オデュッセウス、女神カリュプソの島から故郷イタケへの船出」「彼は海辺で・・涙を流しつつ不毛の海を眺めていた」
9月 第六歌:オデュッセウス、王女ナウシカアの国に漂着
「この人は放浪の末ここに着かれた気の毒な方、面倒を見てあげねばなりません。」
4月 第三歌:テレマコスの父親探しの旅立ち
その1 ピュロスのネストルのもとに
「テレマコスよ、これから真直ぐにネストルのところに」
5-6月 第四歌:テレマコスの父親探しの旅立ち
その2 スパルタのメネラウス/ヘレネのもとに
「父は生死のほどは判らぬが、どこか他国におられる」
7-8月 第五歌:オデュッセウス、女神カリュプソの島から故郷イタケへの船出」「彼は海辺で・・涙を流しつつ不毛の海を眺めていた」
9月 第六歌:オデュッセウス、王女ナウシカアの国に漂着
「この人は放浪の末ここに着かれた気の毒な方、面倒を見てあげねばなりません。」
持ち物
●筆記用具
●資料コピー代:白黒1枚10円〜、カラー1枚50円〜(その都度教室で徴収します)
備考
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
- 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
- この講座を初めて受講される場合は、終了している回数分の受講料はいただきません。
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- ほとんどの講座は入会が必要です。
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