名作への招待・近松門左衛門『国性爺合戦』を読む
- 講師
- 大阪市立大学名誉教授・神戸女子大学名誉教授 阪口 弘之
近松門左衛門の時代浄瑠璃の傑作『国性爺合戦』を読みます。
竹本義太夫(筑後掾)が亡くなり、竹本座の存続が危惧された時、近松は座本の竹田出雲とはかり、若い竹本政太夫を抜擢して『国性爺合戦』を上演、日本演劇史に残る3年越し17ヶ月の大当たりをとります。明の遺臣と日本女性との間に生まれた和藤内が、見事に明朝再興を果たすという気宇壮大な物語で、からくりをはじめ、様々な舞台趣向が見せ場としてあり、今日も文楽や歌舞伎で盛んに上演をみています。近松の作劇法にも触れながら、世話物とは一味違う時代物の魅力を掘り起こしていきます。
(受講は初めてでも、途中からでも何ら問題ありません。)
#体験祭
阪口講師
講座の詳細
教室名 | 梅田教室 | 残 席 | |
---|---|---|---|
開催期間 | 10/7〜3/3 | 曜日・日時 | 第1月曜 10:30〜12:00 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
---|---|---|
会員 | 21,978円 |
日程
× | 2024/10/07(月) |
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× | 2024/11/04(月) |
× | 2024/12/02(月) |
× | 2025/01/06(月) |
× | 2025/02/03(月) |
○ | 2025/03/03(月) |
【講師略歴】阪口弘之(さかぐち・ひろゆき)1943年滋賀県生まれ。金沢大学法文学部卒。73年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程満期退学。91年に古浄瑠璃史研究により博士(文学・大阪市立大学)。大阪市立大学大学院教授を経て2006年定年退職・名誉教授。この間、ハンブルク大学客員教授や21世紀COE拠点リーダー、国立劇場・大阪府・大阪市等の専門委員を歴任。その後神戸女子大学教授に就任し、同大学古典芸能研究センター長等を務める。2013年に退職・名誉教授。現在、同センター客員研究員。専門は日本近世文学、浄瑠璃が対象で、近松門左衛門研究の第一人者
持ち物
ノート、筆記用具
※資料は講師が用意します。(白黒コピー代1枚につき10円)
備考
【講師主な著書】『古浄瑠璃・説経研究 近世初期芸能事情』上下2巻、和泉書院2020、新編日本古典文学全集『近松門左衛門集』@〜B、小学館1997〜2000 など多数。
■4月期優先継続期間 2/1(土)〜2/24(月・祝)
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