説経「しんとく丸」の世界―四天王寺をめぐるしんとく丸と乙姫の恋物語
- 講師
- 大阪市立大学名誉教授・神戸女子大学名誉教授 阪口 弘之
説経は、「愛別離苦」「漂泊流浪」を主題として、涙なくしては語れません。
主人公らの想像を絶するばかりの哀しみの境涯が、日本人の心をゆさぶり続けてきました。日本人の心の原点に立つ物語です。
今回の講座では、四天王寺を重要舞台に、念仏信仰の拡がりと共に語り出された『しんとく丸』を読みます。能の『弱法師』と同根の物語で、四天王寺やその周辺の宗教的な営為が、象徴と寓意をもって、しんとく丸と乙姫の稀代の恋物語として語られています。説経の魅力を十分に味わって下さい。
(途中からの受講、体験受講も随時受け付けています)
講座の詳細
教室名 | 梅田教室 | 残 席 | |
---|---|---|---|
開催期間 | 4/21〜9/15 | 曜日・日時 | 第3月曜 10:30〜12:00 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
---|---|---|
会員 | 21,978円 |
日程
× | 2025/04/21(月) |
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○ | 2025/05/19(月) |
○ | 2025/06/16(月) |
○ | 2025/07/21(月) |
○ | 2025/08/18(月) |
○ | 2025/09/15(月) |
【講師略歴】阪口弘之(さかぐち・ひろゆき)1943年滋賀県生まれ。金沢大学法文学部卒。73年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程満期退学。91年に古浄瑠璃史研究により博士(文学・大阪市立大学)。大阪市立大学大学院教授を経て2006年定年退職・名誉教授。この間、ハンブルク大学客員教授や21世紀COE拠点リーダー、国立劇場・大阪府・大阪市等の専門委員を歴任。その後神戸女子大学教授に就任し、同大学古典芸能研究センター長等を務める。2013年に退職・名誉教授。現在、同センター客員研究員。専門は日本近世文学、浄瑠璃が対象で、近松門左衛門研究の第一人者
持ち物
ノート、筆記用具
※資料は講師が用意します。
備考
【講師主な著書】『古浄瑠璃・説経研究 近世初期芸能事情』上下2巻、和泉書院2020、新日本古典文学大系『古浄瑠璃 説経集』岩波書店1999
■10月期優先継続期間:8/1(金)〜8/22(金)予定
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