日本の仏像の歩み─飛鳥仏を訪ねて
- 講師
- 京都大学名誉教授 根立 研介
日本に仏教が公に伝えられたのは、6世紀半ば頃のことである。しばらくして日本でも仏像が造られたが、初期の仏像は朝鮮半島から亘ってきた技術者やその子孫たちが造ったとみられる。しかしながら、6世紀末、仏像制作が本格化すると、鞍作止利を中心とする止利派の作品が増大し、法隆寺金堂釈迦三尊像といった名品を制作した。しかしながら、6世紀半ば頃、止利派の活動が衰退すると、中国唐代の最新の情報に則った仏像が数多く制作されるようになっていった。この講座では、わが国の仏像がどのようなものから始まり、日本と東アジアの国際状況の変動の中でどのように変化していったかを探り、改めて飛鳥仏の魅力を語ってみたい。
根立講師
講座の詳細
教室名 | 京都教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 4/25〜9/26 | 曜日・日時 | 第4金曜 10:30〜12:00 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | オンライン |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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会員・一般(入会不要) | 19,800円 |
日程
× | 2025/04/25(金) | 法隆寺金堂釈迦三尊像を考える |
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○ | 2025/05/23(金) | 法隆寺救世観音像と百済観音像 |
○ | 2025/06/27(金) | 広隆寺の二体の菩薩半跏像 |
○ | 2025/07/25(金) | 興福寺(山田寺伝来)仏頭をめぐって |
○ | 2025/08/22(金) | 法隆寺の焼亡と再興造仏 |
○ | 2025/09/26(金) | 法隆寺伝来四十八体仏と法隆寺の伝橘夫人念持仏・夢違観音 |
持ち物
●PCやスマートフォン等、インターネットに接続された端末/必要に応じてマイク付きイヤホン
●端末には、ビデオ会議ツールZoomアプリをインストールしてください。
(参照「オンライン講座受講前の準備」)
https://www.nhk-cul.co.jp/misc/onlinecourse_guide/
備考
【招待メール】初回講座日の前日までにお送りいたします。
【講座当日】開始時間10分前よりzoomに入室できます。
【見逃し配信】
@講座実施の3日後より、14日間の見逃し配信を開始いたします。
A見逃し配信は、ライブ配信時そのままの映像です。
B見逃し配信の開始が遅れる場合は、メールでご連絡いたします。
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
- 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
- この講座を初めて受講される場合は、終了している回数分の受講料はいただきません。
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