藤原道長「御堂関白記」を読む 10月〜
- 講師
- 国際日本文化研究センター名誉教授 倉本 一宏
終了後の見逃し配信あり
世界最古の自筆本日記であり、ユネスコの「世界の記憶」に日本政府からはじめて推薦されて登録された『御堂関白記』は、摂関政治の最盛期を現出させ、王朝文学を隆盛させた藤原道長の日記です。
自筆本・古写本・新写本と、何種類かの原本があるのも特徴です。特に自筆本は、道長の記録や抹消や書き間違いなどが、そのまま残されています。またその内容も、道長の個性にあふれたきわめて面白いものです。
この講座では、「世界の記憶」推薦委員を務め、現代語訳を刊行した講師が、原文や書き下し文、現代語訳、写真版を織りまぜながら、とりわけ面白い箇所を解説していきます。
講座の詳細
教室名 | 京都教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 10/18〜3/21 | 曜日・日時 | 第3土曜 10:30〜12:00 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | オンライン |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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会員・一般(入会不要) | 19,800円 |
日程
○ | 2025/10/18(土) | 寛弘二年(一〇〇五)内裏が焼亡し神鏡が焼損 |
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○ | 2025/11/15(土) | 寛弘三年(一〇〇六)興福寺の愁訴に対応 |
○ | 2025/12/20(土) | 寛弘四年(一〇〇七)決死の金峯山詣 |
○ | 2026/01/17(土) | 寛弘五年(一〇〇八)敦成親王が誕生 |
○ | 2026/02/21(土) | 寛弘六年(一〇〇九)敦良親王が誕生 |
○ | 2026/03/21(土) | 寛弘七年(一〇一〇)姸子が東宮に入侍 |
持ち物
●PCやスマートフォン等、インターネットに接続された端末
●端末には、ビデオ会議ツールZoomアプリをインストールしてください。
(参照「オンライン講座受講前の準備」)
https://www.nhk-cul.co.jp/misc/onlinecourse_guide/
●テキスト
毎回、講師作成の資料を招待メールと共に事前にお送りします。
参考テキスト:講師著『藤原道長「御堂関白記」』(上・中・下、講談社学術文庫)
備考
2025年4月開講。途中受講歓迎です。
【招待メール】初回講座日の前日迄にお送りします
【講座当日】開始時間10分前よりzoomに入室できます
【見逃し配信】@講座実施の3日後より14日間の見逃し配信ありA見逃し配信はライブ配信時そのままの映像です
<講師紹介>
1958年三重県生まれ。東京大学卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士。24年4月より国際日本文化研究センター名誉教授。専門は日本古代史、古記録学。著書に『藤原道長「御堂関白記」を読む』『紫式部と藤原道長』ほか、『御堂関白記』『小右記』『権記』の現代語訳など。23年NHK大河ドラマ「光る君へ」時代考証担当。
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
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