ラカン入門 『エクリ』をじっくり読んでみる
- 講師
- 京都大学教授 立木康介
【2週間のアーカイブ配信あり】
ジャック・ラカンの主著『エクリ』(1966)は、1963年秋に国際精神分析協会から「破門」され、翌年「たったひとり」で新たな精神分析組織を設立しなくてはならなかった彼の過去の業績の精髄を詰め込んだ「マニフェスト」でした。
本講座では本書に収められた計35編の「書き物(エクリ)」から、代表的な2つの論文:「「盗まれた手紙」についてのセミネール」および「治療の指導=方向づけとその力の諸原理」を取り上げ、みっちりと読み解きます。
前者は本書全体にわたる主題を凝縮して提示する点で、ラカン理論を学び初めるのに最適な一本。後者は本書随一の臨床的な論文で、神経症論の完成形を見わたすことができます。
立木康介 講師
講座の詳細
教室名 | 梅田教室 | 残 席 | |
---|---|---|---|
開催期間 | 1/21〜8/19 | 曜日・日時 | 第3水曜 18:00〜19:30 |
回 数 | 8回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | オンライン |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
---|---|---|
会員/一般(入会不要) | 26,400円 |
日程
○ | 2026/01/21(水) |
---|---|
○ | 2026/02/18(水) |
○ | 2026/03/18(水) |
○ | 2026/04/15(水) |
○ | 2026/05/20(水) |
○ | 2026/06/17(水) |
○ | 2026/07/15(水) |
○ | 2026/08/19(水) |
【予定カリキュラム】
第1回:ジャック・ラカンの経歴、そのなかでの『エクリ』の位置づけについて〜「「盗まれた手紙」についてのセミネール」への導入
第2回:「「盗まれた手紙」についてのセミネール」本文の読解1
第3回:「「盗まれた手紙」についてのセミネール」本文の読解2
第4回:「「盗まれた手紙」についてのセミネール」付随テクストおよびシェーマの解説
第5回:ラカンの精神病理学の一般的性格〜「治療の指導=方向づけ」第I章
第6回:「治療の指導=方向づけ」第II章
第7回:「治療の指導=方向づけ」第III章&第IV章
第8回:「治療の指導=方向づけ」第V章
第1回:ジャック・ラカンの経歴、そのなかでの『エクリ』の位置づけについて〜「「盗まれた手紙」についてのセミネール」への導入
第2回:「「盗まれた手紙」についてのセミネール」本文の読解1
第3回:「「盗まれた手紙」についてのセミネール」本文の読解2
第4回:「「盗まれた手紙」についてのセミネール」付随テクストおよびシェーマの解説
第5回:ラカンの精神病理学の一般的性格〜「治療の指導=方向づけ」第I章
第6回:「治療の指導=方向づけ」第II章
第7回:「治療の指導=方向づけ」第III章&第IV章
第8回:「治療の指導=方向づけ」第V章
持ち物
●参考テキスト:エドガー・アラン・ポー「盗まれた手紙」(いずれの邦訳でも可)
(受講前に読まれることをお勧めします)
@受講前にホームページ記載の【オンライン講座受講前の準備】ページに沿ってZoomをインストールしてください。
A講座日前日までにご登録のメールアドレスへZoomへの「招待メール」を、講座実施担当の梅田教室よりお送りします。
B講座時間の10分前よりZoomに入室いただけます。
備考
【講師略歴】
京都大学人文科学研究所教授。パリ第8大学精神分析学博士。主な著書:『女は不死である』、『狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛』、『露出せよ、と現代文明は言う』、『精神分析と現実界』、『極限の思想 ラカン』
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