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 九龍城寨が消えた、そのあとで−返還後の香港と人々の記憶

講師
東京外国語大学 准教授 倉田 明子
カテゴリー

映画のヒットで今、「九龍城寨」が注目されています。
イギリス植民地時代の香港で、管轄権をめぐって何度も中英間の外交問題になりながら誰も手を出せず、「無法地帯」と化していた九龍城寨。香港が中国に「返還」されることが決まったことで九龍城寨は取り壊されましたが、その記憶は少しずつ形を変えながら今も生きています。九龍城寨が消えたあと、香港はどのような道を歩んできたのでしょうか。そのなかで、香港の人々は九龍城寨を、そして香港そのものを、どのように記憶してきたのでしょうか。この講座では、1990年代から現在にいたる変化を振り返りながら、香港人にとっての香港とは何だったのかについて、考えてみたいと思います。

  • 倉田明子訳『九龍城寨の歴史』みすず書房

  • 倉田明子、倉田徹編『香港危機の深層』東京外国語大学出版会

  • 倉田明子、倉田徹訳『香港の歴史』明石書店

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講座の詳細

教室名梅田教室残 席
開催期間1/25〜3/22曜日・日時第4日曜 10:30〜12:00
回 数3回途中受講できます
受講形態オンライン
コース受講料(税込み)教材費(税込み)
会員/一般(入会不要) 9,900円

日程

2026/01/25(日)
2026/02/22(日)
2026/03/22(日)

第1回 消失と再出発:香港返還と一国二制度
第2回 記憶・想像・希求:返還後香港の社会変動
第3回 危機を越えて:香港危機とその後

<参考文献>
・魯金著、倉田明子訳『九龍城寨の歴史』みすず書房、2022年
・ジョン・M・キャロル著、倉田明子、倉田徹訳『香港の歴史』明石書店、2020年
・倉田徹、張ケ暋『香港 中国と向き合う自由都市』(岩波新書)、岩波書店、2015年
・倉田明子、倉田徹編『香港危機の深層』東京外国語大学出版会、2019年
・倉田徹、小栗宏太編『香港と「中国化」』明石書店、2022年

持ち物

●PCやスマートフォン等、インターネットに接続された端末/必要に応じてマイク付きイヤホン
●端末には、ビデオ会議ツールZoomアプリをインストールしてください。
(参照「オンライン講座受講前の準備」)
https://www.nhk-cul.co.jp/misc/onlinecourse_guide/

備考

【招待メール】初回講座日の前日までにお送りいたします。
【講座当日】開始時間10分前よりzoomに入室できます。
【見逃し配信】
@講座実施の3日後より、14日間の見逃し配信を開始いたします。
A見逃し配信は、ライブ配信時そのままの映像です。
B見逃し配信の開始が遅れる場合は、メールでご連絡いたします。

  • ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
    ※オンライン講座の見学、体験はできません。
  • [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
  • 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
  • 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
  • この講座を初めて受講される場合は、終了している回数分の受講料はいただきません。

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