『更級日記』を読み解く
- 講師
- 元カリタス女子短期大学教授 村井 幹子
藤原道長の要請によって「彰子後宮のための物語」として書かれた『源氏物語』は宮中の人々の間で広く読まれていましたが、その後、宮中を離れ、階層を超えて一人の少女の心をとりこにしていきました。その少女とは菅原孝標女です。
彼女は十四歳の時、父の任地上総国(今の千葉県)から上京し、叔母から贈られた「源氏の五十余巻」を「はしるはしる」と昼夜を分かたず、読み耽ります。やがてその少女も結婚し、夫の死を体験したことで神仏の世界に身を委ねていきますが、果たして彼女の人生から「物語」への思いはなくなったのでしょうか。『更級日記』の表現の向こうに広がる彼女の思いについて皆さんと考えていきたいと思います。
講座の詳細
教室名 | 町田教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 4/23〜9/24 | 曜日・日時 | 第4水曜 13:00〜15:00 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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会員 | 22,704円 | 1,320円 |
日程
× | 2025/04/23(水) |
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○ | 2025/05/28(水) |
○ | 2025/06/25(水) |
○ | 2025/07/23(水) |
○ | 2025/08/27(水) |
○ | 2025/09/24(水) |
【講師プロフィール】元カリタス女子短期大学教授、元カリタス女子中学・高等学校長。主な著書に『紫式部日記の作品世界と表現』(武蔵野書院)がある。現在は、池袋、青葉台、新百合丘、溝の口等で、『源氏物語』『紫式部日記』『紫式部集』についての「社会人講座」を開講している。
持ち物
テキスト:池田利夫編『校注 更級日記』武蔵野書院
本体1000円+税)
※各自、お求めくださいますようお願い申し上げます(書店でお取り寄せください)。
備考
※原文で読んでいきますが、やさしく解説(プリントを用意)し、現代語訳していきますので、『更級日記』ははじめてという方でも大丈夫です。
※講師資料作成代、およびコピー代として、教材費をいただいております。
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
- 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
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