『栄花物語』の世界
〜物語から平安朝の歴史を読む〜
- 講師
- 大阪大学名誉教授 伊井 春樹
時代の風を感じてみましょう
藤原道長は、どのようにして権力を獲得し平安朝文化の中心人物になったのでしょうか。兄道隆一家と権力闘争が繰り広げられますが、一方では一条天皇に入内した道隆女(むすめ)の定子、道長女の彰子、それぞれに仕えた女房集団によって、みやびやかな文化的社会が形成されました。定子には清少納言、彰子には紫式部や和泉式部などが仕え、和歌が詠まれ、随筆や物語が書かれました。記録には残されていない、仮名によって語られた歴史の『栄花物語』から、平安時代の貴族たちの生活や事件をたどります。その背景として、当時の記録類、説話などとともに『枕草子』や紫式部の作品もとりあげ、道長とどのようにかかわったのかも読み解くことにします。
講座の詳細
教室名 | 西宮ガーデンズ教室 | 残 席 | |
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開催期間 | 10/8〜3/11 | 曜日・日時 | 第2火曜 10:30〜12:00 |
回 数 | 6回 | 途中受講 | できます |
受講形態 | 対面型 |
コース | 受講料(税込み) | 教材費(税込み) |
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会員 | 21,318円 |
日程
× | 2024/10/08(火) | 中宮定子の脩子内親王の参内(巻五「浦々の別れ」) |
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× | 2024/11/12(火) | 定子の懐妊と伊周・隆家の望郷の思い |
○ | 2024/12/10(火) | 承香殿女御元子の懐妊と定子の男皇子誕生 |
○ | 2025/01/14(火) | 隆家は流罪地但馬から帰京 |
○ | 2025/02/11(火) | 伊周は罪をゆるされ大宰府から帰京 |
○ | 2025/03/11(火) | 道長娘彰子の入内の準備(巻六「かがやく藤壺」) |
持ち物
筆記用具
[教材]講師作成プリント(コピー代1枚につき10円)
備考
■4月期優先継続期間:2/1〜2/28(予定)
★教室は、E教室より変更し毎回【第A教室】にて行います。
- ほとんどの講座は見学でき、講座によっては体験受講ができます。詳細は教室までお問合せください。
※オンライン講座の見学、体験はできません。 - [入会不要]マークがついたコースは、入会しなくても受講できます。
- 入会金については、各教室ホームページの「受講に際して」をご覧ください。
- 残席状況は変動しますので、申込時には異なる場合があります。
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